2011年6月27日月曜日

ガイコクジントーロク

こんにちワン


インドに長期滞在する外国人は到着後2週間以内にFRO: Foreigners Registration Officeというところで登録をしなければいけないという決まりがあります。まぁ、たぶん日本でも同じようなことやってるよね。

デリーとか大きい都市になるとFRRO: Foreigners Regional Registration Officeという名称になるようですが、私の住んでいるタミルナドゥ州のディンディグル地区にはFRROはなくって、警察にくっついているFROで登録をします。

必要書類は、
(1)申請書
(2)パスポートサイズ写真
(3)査証(ヴィザ)の内容と住所を証明するもの
(4)パスポートのコピー
(5)査証のコピー
です。

私は学生ヴィザなので、(3)は大学から「この人はこの学位をとるためにこの大学にいてキャンパス内の寮に住んでいる」といった内容の書類を作ってもらいました。なんかホントは査証内容と住所と別の書類じゃなくちゃいけないようなことも言ってたんだけど…まぁいいや

(3)を作ってもらうのに1日くらいかかったのだけど、とりあえず全部書類がそろったので先週の金曜日FROに行ってきました。なぜか大学の教授・スタッフあわせて総勢5名。


FRRO。思い出すのは2年前。当時勤めていたNGOのスタディツアー引率でインドに行ったとき、参加者の女の子がデリーでパスポートを盗られちゃって。バンガロールでひとりぼけ~っと自由時間を満喫していた私は急遽デリーに飛んだのでした。

月曜日に帰国予定だったので、朝一で日本大使館に駆け込み仮パスポートを入手、新しい査証代わりのものを作ってもらうため順番待ちの人の列が建物から出ちゃってるデリーのFRROへ。大使館の職員(様)のレターのおかげで、通常数日かかるこの手続きがその日の午後には終わるとのこと。

予定通り日本に帰れる!…と、中華なんか食べちゃってお祝いムード。

ところが

FRROに戻ると、停電で中は真っ暗、パソコンは動かない。なので明日以降来てくれってムード。

約束したでしょ!
今日の○○時には終わるって言ったじゃない!
さっきの責任者出して!

と騒ぎたて、ねちっこく交渉したところ、何とか手作業でやってもらえたのです。

あぁよかったと、汗をふきつつ、デリー空港へ~バンガロール空港へ~クアラルンプール空港へ~成田へ、と帰国の途についたのでした。あの日自分の汗臭さははんぱなかったと思うのです。ごめんねMちゃん。


…ってなドラマを今回も想像していたのだけど。

田舎ということもあり、積まれた書類はたくさんあるけれど順番待ちの人もゼロ。なんか簡易なつくりの建物…っていうか車庫みたい。スタッフはひとり。

申請書は4通必要とのことで、場所によっては4通同じ内容を書かされるようなのだけど、ここではコピーでいいよとのことなのでコピー機探しに敷地をうろうろ。

コピーがさくっと終わったので早く事務所に戻ればいいのに、お茶でも飲んでいきましょうと大学スタッフ氏。文化なのね。急がない。

そんなこんなで、朝9時半から午後1時までかかるだろうと想定していた申請作業は30分足らずで終わっちゃいました。

ちなみに、書類の書き方見本ってことで他の人の書類を見せてくれたのですが(いいのか?)、このあたりではKodaikanalにいる外国人が多いみたい。Kodaiは山をちょっと登ったとこにある避暑地のようなところ。有名なインターナショナルスクールに通ってる子どもが多いのかな。


それで、申請書を提出すると登録証のようなものをもらえるので、今日(月曜日)それが発行される・とりにいけるとのことだったのですが、大学で昨日今日と大きなコンフェレンスがあるため、学科のスタッフがいな~い…

どうしましょ。明日以降でもいいのかな。

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