2011年7月19日火曜日

切ないオンナノコ心

こんばんワニ


どうやら寮母の下には寮母手下みたいなポジションがあるらしく、

新しく就任しました寮母手下です。よろしくみたいなミーティングが開かれました。

規則が15ほど読み上げられその中に入ってたのが

電気製品はケータイとラップトップ以外使っちゃダメ

…だそうです。

扇風機バトル、継続。

寮母手下、前に話をしていい人だなぁと思ってただけあって、敵側に回ったのは非常に残念です。


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今日隣に座ってた子が紙切れを出して、

私のゴールドのネックレス、ローンを借りるために担保にしたの

とぼそっと言いました。

15,000ルピー、日本円でおよそ3万円です。

なんで?お金、困ってるの?とは聞けなかったけれど…

ここにいて不思議だなぁって思うのは、みんなお金ないって言うけれど、ジュエリーにお金をきちんと使うということ。

大学生だって、みんな金のネックレスやピアスをしています。

自分で買うわけではないから、きっと家族からのプレゼントなんだろうね。お金がなくても、娘(男性も金のリングとかしてるけど)さんにはきちっとしたものを身につけてもらいたいってことなのかな。これも文化ですかねぇ。

マドゥライのような都市部にはもちろん、Nilakottaiみたいな田舎町にだって立派なジュエリー屋さんがあって、中に入るとティーを振舞われつつチェーンやピアス、ブレスレット、コルス(女性が足首につけるシルバーのチェーン)を見ることができます。都市部だとエアコンがきいてて超快適~笑

ちなみに、マニプールの子たちはそんなジュエリーを普段していないので、南インドの習慣なのかな。どのへんまで浸透してるんだろう。

んー逆に、私なんか高価なジュエリーなんて買ったことも買おうと思ったこともないから、チープなピアスしてるのがはずかしいのかもしれないけど。でも周りの子たちがするのとは違うデザインなので、「すてき」と言ってもらえます。お世辞??

まぁ、私にはこの金銭感覚は理解できないけれど、家族にもらった、大切なジュエリーを、ひと時かもしれないけど手放すのは、彼女たちにとってはとっても切ないことなのかもしれない。

お金の工面ができて、ネックレスがあの子の手元に戻ってくるといいのだけど。

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