明日からテスト。
学科の入り口。
窓にぽこぽこくっついてるのはエアコン。
テスト期間になるとやっかいな停電。こちらではPower cutと言われ日常茶飯事。
というか、計画的に毎日行われています。
地震のあと、計画停電で日本は騒然となりましたが、これが毎日フツーに行われていると考えると、慣れちゃった自分、スゴイ。
でも停電がフツーなインドでは、停電対策もできているのです。
まず、発電機がけっこうどこにでもある。ちょっとお金がある人は自宅に持っている。こーんな田舎の大学にもUninterruptible Power Supply (UPS=無停電電源装置)があって、停電してもパソコンをフツーに使っている。
懐中電灯は充電式。電灯も電気がある間に充電していて、停電時に使えるってやつが普及してる。
だから停電しても誰もパニくらない。ただし、お隣の女子寮の子たちは停電するとわざとらしく「キャー」と言う笑
そんなわけで、停電は慣れっこ。
でも、最近困っているのが…
この停電って州の政策なんだけど(発電量が足りないから)、今まで1日2時間、日本の計画停電のようにエリアごとにやっていたのが、最近5時間だか6時間くらいになっているということ。
今日も朝8時から10時まで(コーヒーを作るお湯がわかせない)、日中も2時間くらい、そして今、19時からおそらく1時間停電です。
化石燃料が高騰していてますます電気が足りないというのが理由のようです。
しかし州政府は野党のバッシングを懸念してか数ヵ月後までに停電ゼロ時間にするなんて宣言しちゃってる。ハイハイって感じ。。。
これからタミルナドゥは夏に入ります。日本と同じように夏は消費電力が増える。涼しい今電気が全然足りてないのに、停電ゼロなんてムリ!!!
って、新聞にも書いてあったよ。
知り合いとよくジョークで言ってたのは、
「インドで時間通りに来るのはPower cutだけ」
ということ。バスも電車も教授も友人も、時間通りに来たためしがない。
停電でもあわてないというのは見習いたいところですが(日本の人も見習いましょう)、経済活動や学生の勉強に支障があるのは否めないですね。
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