2012年2月20日月曜日

Borewell Drilling 日本からのお客さま

こんばんワニ。


涼しく快適な南インドの「冬」もどきが終わり、なんだか暑くなってきたなぁと思う今日この頃。

世界には寒波が吹き荒れているようですが、北緯10度のここでは
扇風機を使う時期になりました。

今日も汗だくで帰ってきたよ。。。


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高校の友人Mちゃんが私をNHKの方に紹介してくれたから。

このやりとりの前後最近MちゃんとFBを通じて連絡を取り合っていて、
Mちゃんのお友だちの弟Kくんがインドに来るので
こちらにも来てみたいとメッセージをもらいました。

普通、

インドに来る」人は

北インドのインドイメージを持って北インドにやってきて北インドの食べものを食べ北インドの観光地を回って帰っていく

…ことが多いと思うんです。

つまりインド=北インド。
(デリーもタージマハルもコルカタもムンバイも北。ガンジス川の沐浴もブッダガヤも北)

なので、
どうせ北インドをめぐるんだろうからわざわざこっちに来てもらわなくても…と思ったわけ。

距離感覚わからないかもしれないけど、
たとえば首都デリーからMaduraiまでは2500キロ。
日本の本州の長さは1400キロくらい?
つまりデリーにいる人にMaduraiまで来てちょうだいと言うのは
函館にいるから小倉まで来てね、と言うよりスケールがでかいワケです笑

でもけっきょく、
KくんがBangaloreに来るっていうので、それならMaduraiまでは電車でひと晩だし、
農村開発に興味があるようなので、
私のインターンしてたNGOに泊まってもらいつついろんな活動を見てもらおう!
ということにしました(↑このアレンジはなかばおしつけ笑)。

昨日Bangaloreから到着したKくんは、
遠方からアレンジしたタクシーが現れず、
また日本から持ってきた携帯電話が使えなくなるというトラブルにも関わらず
(皆さんも気をつけましょう)
なんとかNilakottaiまで自力でやってきました。スバラシイ


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んで、今日は日曜なので私もKくんに会いに行ってきました。

ちょうど、日本の某大学のカフェで集められたという募金をもとに
インドで井戸を掘るというプロジェクト(すんません、正式タイトルはわからないです)の
井戸掘り部分を今日やってたので、Kくんを連れて見てきました。


左端がパンチャヤット(インドの自治組織)のリーダー(プレジデント)。
NGOの活動にとても理解を示してくれる
ヒゲが特徴的なオッサンです。


Delhi Belly(=ゲリ)の洗礼を受けているらしいKくん(若いからかまだ元気)。
まぁ、インドにきたら一度はそうなるよね、フツー。
ちょっとネシアに連れて行ったBを思わせる子です。



作業員も村の子も一緒になって休憩。

村の人が立派なテンダーココナッツ(これね)を持ってきてくれて
ココナッツ水と果肉を堪能しました。


これはBorewellというタイプの井戸です。
水源までこのドリル(ディーゼルで動く)でゴリゴリやって
パイプを挿入します。

Kくんいわく、インドなんかではまだふるーい水脈探しの方法が使われていて
なかば占いのようなことをするようなのだけど(しかも州によって手法がちがうとか)
ここはちゃんとおかかえエンジニアが来て探してくれたそう。

なので、900フィート(274メートル)掘らなくちゃいけない場合もあるけど
ちょっと掘ったらすぐ水出たよ、とのこと笑

でも今は雨季のあとで水位も上がってるので、乾季に向けてふかーいとこまでパイプを挿入。
700フィート(213メートル)くらいは入れるそう。

この付近の100戸のおうちでこの井戸からくみ上げられた水が使われることになりそうです

よかった、よかった。


Kくんには友人Vの別のNGOも見てもらうことにしました。
いろんなことを学んでもらって日本に持ち帰ってほしいな★


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現地の活動見てみたい
でもKくんのようなガッツはないよという人には
こんなのはいかがでしょうか。
ちと春ツアーには間に合わないけど。年2回やってます。

ハイ、宣伝でした笑








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