こんばんワニ。
これ、映画が公開になる前に挿入歌(Why This Kolaveri Di)がタミルナドゥのみならず北インドでメガヒットになってしまった"3"のトレイラーです。いちずな男性が女性を追っかけ恋を実らせる…という話だと思う(観てないのでわからん)。
この"Why This Kolaveri Di"、英語とタミル語のちゃんぽんTanglish(Inglishとか、日本語英語みたいなもんですな)でだらだらー、クドクドーと男が女性と失恋について歌うというもので、タミル音楽界では"Soup song"と言われるジャンル。このメロディと歌詞がTanglishを知らない北インドの人にも受け入れられたようで、YouTube上でヒット。映画より有名になってしまったわけです。
これがその歌。
Kolaveriというのは英語ではrage(怒り)と訳されていることがありますが、私の感覚ではもーやんなっちゃう、大変、やだなぁ、といった物ごと。
Diというのは男性が女性に呼びかけるときに使う敬称です。女性が使うときはDaになる。
なのでおおざっぱに言うとタイトルは「ねぇ、なんでこんなことしたのさ」「どーしてこんなことになっちゃんたんだろう、ねぇ」みたいな感じかな。
最初に聴いたときはナニコレ、と思ったけど、なんとなく脳みそに残るメロディで、ハマります笑。
また、このKolaveriという言葉は歌の世界を飛び出して頻出単語になりました。
テスト勉強が大変だとWhy this kolaveri?
停電ばっかりだとWhy this kolaveri?
ご飯がおいしくないとWhy this kolaveri?
もう、毎日Kolaveriを嘆いています笑
そして、Why this kolaveri, da?な出来事が起こったのです。。。
月曜日の朝、最初のクラス。祝日明けでみんなにぎやかな感じ。いつも通りにクラスメートが教室にやってくる。
(私が髪を切ったのがショックだったような子もいたけれど)
1コマ目のクラス。私が大ッキライな教授なので、ふてくされて授業にのぞむ。この人たいてい時間終了3分前くらいに切り上げてくれる(のが唯一評価してあげてる)のだけど、この日に限ってなぜかウダウダと話が止まらない。
すると突然、
「Sir!」
との声が。
見るとクラスメートAが隣の子にもたれかかって、ぐったりしている。
前回のことが走馬灯のようにかけめぐる。
みんなで水をAの顔にかけ、「起きて!」というもAは白目をむいてぐったり。前回のようなキャラメルがなかったので甘いティーや砂糖を口に運ばせるも、反応なし。
急いで車が手配されるが、意識の戻ったAがものすごい勢いで嘔吐。
前回とはちょっと様子がちがう…けど、あの嘔吐の仕方は尋常じゃない。
ひと通り胃の中のものを出して、フラフラのAを病院へ連れて行く。
今回は同行しなかったのでAとおなじ部屋の子にどうしちゃったのと聞くと、
「昨日外で買ったチキンビリヤニ食べたのがあたったのかも」とのこと。
一瞬寮で出た朝ごはんが悪かったのかと思ったけど。寮のご飯がマズいからと言ってうかつに外で買ってくるのも危険なのね。。。。
前回ぶったおれたKとちがいAは点滴まで受けて午後寮に帰ってきたようです。
今朝Aが申し訳なさそーな感じでクラスにやってきて
「昨日はありがとう」
だって。私はなーんもできなかったので、逆に恐縮しちゃったよ。
でも、地元の子たちがバタバタ倒れる中で(ここには書いてないけど他にもいろいろあるんですよね)しつこく元気な私。ほめてあげたいわぁ笑
まぁ、そんなわけで、Why this kolaveri, da!?
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