こんばんワニ。
昨日の続き。
Chennaiで15時間ほど過ごしたあと、南タミルナドゥに戻る。
このセレモニーは、たぶん、
初経を迎えるときの次くらいに重要なオンナノコの通過儀礼だと思います。
~途中省略~
またバスでいろいろあったんで、これもあとで書きます。
ちと予定より遅れたのだけど、なんとか9時半ころまでにNilakottaiのセレモニー会場に到着。
やっぱこっちも暑いわ苦笑
会場の中に入ってみると
スヤスヤ。妹Akshaya |
…寝てるじゃん!
まぁ、これから何が起こるか知らないんだもんね、仕方ないよね。
Piercing Functionというのは(タミル語ではKadhani Vizha)前にも書いたけど
要はオンナノコの耳に最初のピアスをするというもの。
赤ちゃんのうち、まだ物心つかないうち(6ヶ月とか)にやるものかと思っていたけれど、
このうちの場合はけっこう待っていたみたい。
特にお姉ちゃんは幼稚園だし。
金銭的な理由とかもあるのかなぁと
ちょっと思っていました。
あっ、ちなみに、
このセレモニーに先駆けて二人とも
「神様に髪の毛を捧げた」と坊主頭になっていました。
Chennaiでお風呂入れなかった私は(すんません)
会場の横のバスルームに入らせてもらい、
髪の毛を乾かしつつ、朝ごはん食べつつ、待機。
セレモニーのはじまり |
てっきり、ステージの上でパチンと穴開けて終わりなのかと思っていたら
そうではなかった。
外でバッババッバッバババ
と爆竹が鳴ったかと思ったら、
ぶっちゃけ会ったこともない人たちが踊りながらこちらにやってくる。
半ば酔っ払った会場近所の若造かと思ったら、
(日本の夏祭り的な)
踊ってる人のすぐうしろに控えているのは
ふたりのママPのご両親。
あとで確認したところ、
このセレモニーは、
母親方の両親(当人の祖父母)が責任を持ってやるということらしいのね。
オンナノコが産まれると
Dowryという結婚持参金どころか、
孫の面倒も見なくちゃいけないのね。
末永ーく大変な感じ。。。
会場側で迎えいれるのが
ママPとパパJ。
うるさい音楽隊 |
ママ方の親戚がフルーツ持ってぞろぞろ |
ハイ、会場入り。 |
ここで来賓あいさつ、両親あいさつなんかが入るのかと思ったら
なんだかさっそく穴あける雰囲気。
なのでステージの前に行ってみる。
まずはお姉ちゃんのPreethikaから。。。
痛いよね。。。 |
穴を開ける右のおっさん(なぜか衣装が汚い)と
Preethikaを抱いていたお兄さんは誰か不明ですが、
真ん中に移っているのがおじいちゃんです。
泣き叫ぶPreethikaの口にブドウをいれ、作業はすすむ。。。
「Ammaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaa!!!!!!!!!!!」
(ママーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーぁ)
という悲しい叫び。
だけどみんなニコニコ。非道だ。
完了。まだ泣いてる |
ピアスをした耳の周りに
サンダルウッド(黄色い粉)やらクムクム(赤い粉)を
ちょいちょいつけて、
ゴールドのネックレスをつけてもらって、
花輪(レイ?でもないし)をつけてもらって、
写真を撮って、
完了。
手を出さない(たぶんセレモニーの関係上出せないんでしょうね)ママPが右に写ってます。
そして妹Akshaya。
ていうかお前! |
このガキがどうしても気になってしまった。なんなんだこの顔。
Preethikaの1枚目の写真でも右のガキが変な顔してるけど。
オレンジ攻撃 |
今度はオレンジを口に突っ込まれたまま作業が進む。
Preethikaよりは声が小さいのですが
やはり
「Ammmaaaa, Ammaaaaaaaa, Ammaaaaaaa!!!!!」
Akshayaは3ヶ月のころから見てるけど、
こんな泣き方したことないよ。。。。泣
Akkaは、悲しいよ。
高見の見物のPreethika |
ママも穴の位置には口出しか?
この野郎、今に見てろよ |
…と思っているかはわからないけど、
ワタシヒトヲ信頼スルノヤメマス
みたいに見える。
仁王立ち |
…晴れて(目は腫れて)二人とも終了。
と思ったら |
なぜかまた泣き出す。
泣き足りなかったのかな。
それとも二人一緒に並んで安心したらまた泣けてきたのかな。
やっぱ子どもはイミフメイだ。
おじいちゃんとおばあちゃんに抱かれて |
ハイッ、おつ!の写真。
で、その15分くらいあと。
哀愁漂う背中 |
耳が痛いの紛らわすために、アイスを買ってもらったふたり。
泣きやむ。
ようやく |
アイスを食べても口がへの字だったけど、
お姉ちゃんの友だちが近くに来て、
ようやくニッコリ。
マンゴージュースももらいました |
もう、なんていうか、Akshayaはオッサン飲み。
とまぁ、セレモニー自体は10分くらいで終わったのだけど、
家族親戚の皆さんは
挨拶回り、
ご飯をみんなにすすめる、
ジュースをみんなにすすめる、
などなど
やることがたくさんあったようなので、
なぜか親戚でもない私のところに主役の二人が座っていたりして
なんだかちょっと得をした気分でした。
というか、何よりも、ふたりの節目に来ることができて本当によかったと思う。
つねられても、
かじられても、
荷物ごちゃごちゃひっかきまわされても、
だっこしなくちゃいけなくても、
遊ばなくちゃいけなくても、
ご飯食べさせなくちゃいけなくても(手でね…)、
ふたりならなんとか「大丈夫」になったから。
ずぅっとふたりのことは見てきたし、
これからも成長を見ていきたいと思う。
やっぱり子どもはキライだけど、
私が昨日会場に来たときに
「ミワァァァァァーーーーーーーーーー」
とPreethikaが迎えてくれたのは、
一応私のことを認識してくれているからだもんね。
私もふたりに向き合っていかなくちゃね。
子ども免疫、ついたかも?
0 件のコメント:
コメントを投稿