2012年6月11日月曜日

A Cup of Tea バスの乗り方(2)

こんばんワニ。



1 DAY!!!!????


今日パソコンで写真をCD-Rに焼いてたら表示されたのがこれ。

1日と20時間て


 ■  ■  ■  ■  ■  


今日は明日からのSummer Programme最終週に向けてダラダラしました。

夕方Chinnalapattiまで夕飯調達、散歩。

最近2度ほど行ったChinnalapattiの端っこにある食堂。外も中もなんか汚いんだけど苦笑、おじさんが英語を少し話すので安心してオーダーができる。

顔を覚えてもらったようで、おじさんがニッコリ。

「元気?」

「元気だけど疲れてます」

「元気だけど疲れてる…なるほどね。何食べる?」

「えーと」

「タミル語はわかるの?」

「ちょっとだけ。(メニューを見て)あれはIdly、次は…」

「へぇ。」


と会話が続く。まだ夕飯の時間には早くてお客さんもいないのでおじさんと話をする。寮のごはんがおいしくないこと、ここの営業時間など。

「ティーかコーヒーはいる?うちの店にはないんだけど、他から買ってくるよ」

「えーと、じゃぁ、ティーをお願いします」

と言ってお財布に手を伸ばすと、

いやいや、ここは私もち」とおじさん。

働いている他のおじさんたちの分まで、大きなピッチャーで買ってきたティー。(多分オーナーの)おじさんが熱いからカップを使って冷ましてくれて(こんな感じ)、一緒に飲む。無言。

だけどなんかこういう時間、うれしい

「ごちそうさま。また来ます」

と言って、帰る。

一度こうやって話をすると、次もまたあのお店に行こうかなと思える。

 ■  ■  ■  ■  ■  


各所で書いているであろうバスの乗り方

今日もちょっと書いてみます。


  • 席の確保
Googleで「インドのバス」と検索するとこういう写真が真っ先に出てくるほど、インドのバスは満員イメージがあるかと思います。

実際、ポピュラーな路線、例えばこの辺だとDindigul - Madurai間なんかは、5分おきくらいにバスが出ているのに終日混んでいる。バスの上に乗ってる人はこの辺では見ないけど、とりあえずドアからはみ出して、つりさがってるだけみたいなオトコノコがたくさんいる。

もちろんそうじゃない路線もあるんだけどね。村を結ぶ貴重な交通手段なので廃止はできないけど、それほど需要があるわけでもないケース。特に公営のマイナー路線バスは空いていたりする。

まぁ、でもそんなガラガラバスの乗り方を書いたってしょうがない。

ポピュラー路線は、始発から満員プラスになります。なので、始発バス停からわざわざ乗る場合もある。

そこで席の確保について。

始発バス停にバスがやってくると、まだ走っているのにとりあえずみんなバスにめがけて走り出します。

バスが駐車し、前の乗客が降りる前から、席の確保が始まっているのです

この確保に使われるツールに、ハンカチお弁当バッグ買い物バッグなどがあります。

こういったアイテムを降りようとしている客に窓から渡す複数の場合は指で数も伝える

と言った具合です。

降車客がいい人なら、アイテムを受け取って空いた席に置き、席を確保できます。

ただしやってくれない人も多いようです。。。

ポイントは、上で受け取る人に負担のないような、軽めのアイテムにすることですかね。

と言うのも、バスの入り口から入って普通に席を確保しようにも、入り口にたどり着くことさえ困難なのですよ。順番なんかないからね。入り口の手すりに手をかけ、Will power(やる気)を持ってバス車内へ。サリーのすそがひっかかるオバちゃんは時間がかかる。こんなの待ってる間に席はなくなってしまうのですよ。


  • 接触の件
この話題をずっと書きたかった。

バスでは、隣人はとりあえず接触を拒まないです

どういうことかと言うと。

たとえば、日本で電車に乗っていて、隣の人に接触してしまうと、ちょっと縮こまるとか、ちょっと移動するとかして、べったりとした接触は避けますよね

ここではそういうのがない。

たいてい隣に座るのが女性なので男性のことはわからないけど、多分一緒。

日本では、女性が電車やバスで股をガバッと開けて座っていたら(汚い表現ですみません)、白い目で見られると思う。ミニスカートはいててもこういう人いて、同じ女性としてどーかと私も思います。

しかしインド女性は、サリーであろうがチュリダであろうが、股は120度くらい開いている気がする。これは、教室のイスに座っていても同じ。

よく考えてみると、このへんはまだまだイス文化より床に座ってあぐら文化が強いので、女性だからと言ってあぐら→股を開いて座る、が社会的にNGということにはならないんでしょうね。

暑いのも、あると思うし…。

しかし。

これはつまり、隣の人と足(太もも部分)がしっかり接触してしまうということなんですよ

座っていると(また汚い表現ですが)、隣の人の汗ばんでいるのが感じられるくらい、べっとり。ひえぇと思って自分が縮こまると、隣人はさらに自分のテリトリーを拡大してくる、といった感じです。

これが、まだまだ私が慣れない、バス文化なんですよねぇ。


  • 窓側?通路側?
バスはたいてい両側に2列・3列のシートが並んでいる場合が多いです。前面が向き合いシートの場合もあるけど。

そこで、迷うのが窓側、通路側、どちらに座るかということ。

ここで書いたように、太陽の向きはかなり重要。それと、景色を見るために窓側、とかね。

でも、最終目的地まで行かない場合(途中で降車)は、通路側に座ってた方がいいかなってこともあると思うんです。特に混んでるときは、降車しづらくなっちゃうからね。

…と、思ってこの間通路側に座ったら大変だった。

すぐに降りるからと思って、始発バス停で通路側に席を確保。

しかしあれよあれよという間にバスが満員に。

すると起こりうるのが、立っている乗客との接触です。

足ではなく、汗ばんだオバちゃんのサリー(と立派なお腹)がもともとボサボサの私の髪の毛を襲います

オバちゃんだけでなく、料金を徴収する車掌さんのお腹がオマケについてくることもしばしば。

そして、通路側によく起こるのが立ち客からの「荷物持って」というお願い。そうです、立ち客の荷物を持ってあげるんです。

重い荷物、軽い荷物、教科書、ノートから子どもまで、座り客は引き受けるのです。

こちらから「持ちましょうか」とオファーするならまだしも、「お願い」と言ってくるケース、そして無言でドサっと荷物を置かれるケースなど、いろいろあります。

なので、まぁ、座ってもいろいろ面倒なことがあるんですよ。

 ■  ■  ■  ■  ■  


明日からはSummer Programme最終週で、NGO訪問滞在です。

おとといまで名前さえ知らなかったけど、私があんまり興味のない子ども支援分野の人たちらしい。

農業か治水系がいいってきちんと伝えてあったのになぁ。

まぁ、知識を広めると思って、いってきます。




0 件のコメント:

コメントを投稿