2012年10月6日土曜日

Mysore-Bangalore (3) "Purchase" in Bangalore

ナマスカーラ。


しつこくカルナータカネタです。


本日は"Purchase"について述べようかと。


Purchaseというのは、つまるところ、ショッピングです。
なぜかこのへんの人はShoppingと言わず
Purchaseと言います。なんでだろうね。

当初の(手書き)スケジュールでは、
後半5日目-6日目バンガロール滞在中に
お買い物をする時間が設けられていたのですが
お察しのようにインド時間でことがすすむため
5日目にお買い物をする時間はありませんでした。

いやぁ。

5日目にそれが判明したときの
女性陣の反応ったらなかったね。

今まで訪問先でニコニコニコニコしていたのに
自分の人生が全てめちゃくちゃにされたような調子
今日Purchaseなしだって!

また、学科長の話では
バンガロール内の交通に関してはあちらもち、ということだったのですが
6日目は特に団体訪問がなく夜電車乗るだけなので
(つまり予定では終日買い物等自由時間
それまで利用していたミニバスが6日目には来ないと言われ
どうやってPurchaseに行ったらいいの?

あれこれわぁわぁ一通り騒ぎたてたあと
午後の5時間のみ1800ルピーをみんなで割り勘して
同じバスに来てもらい、
最後は駅まで送ってもらうことになりました。

…正直、
1日来てもらうんだったら8000ルピーもする。払えっこない
とか聞いていると、気持ちはわかるんだけど、
それで朝買い物に行けたはずの時間が「荷づくり時間」になってしまったのは
なんだかなぁと思う。

朝だけAutoやバスを使って、ミニバスに迎えに来てもらえば
それはそれでリーズナブルだと思うんだけど
なぜかこういう発想が出てこないらしい。


まぁともかく、6日目にPurchaseは達成しました。


メトロポリタンであるバンガロールには
モダンなショッピングモールが多くあり、
日本で購入できるようなブランドも入手可能ですが、
今回連れて行ってもらったのは
地元の人(観光客もだけどね)が行くような、チープなものをそろえているところ。

小さなお店がぎっしり軒をつらねる通称マーケットとよばれる地区や
何か一定のものを購入するのに便利な特別エリア(この場合はシルクサリー)など
何もかもたかーい!と思われがちなこの街にも
リーズナブルにものを購入することができる場所はたくさんあります。

バンガロールに観光に行く方に読んでいただければ
まぁ便利な話かなぁと思いますので
かいつまんで書きます。


Shivaji Nagar / Russell Market

Russell Marketは生鮮品からキッチン用品、服などなど
さまざまなものが購入可能なマーケット。
Shivaji Nagarというエリアにあります。

私たちが降り立ったのはムスリムの人が多くお店を連ねているところ。

Russell Market自体がムスリムエリアなのかはわかりませんが
例えばこの写真、左側にはBeef Marketがあります。。。
やたらでっかい鳥がバッサバッサと飛んでいて
なんか恐ろしいです。

道をいく人びともTaqiyarとよばれる丸いキャップをかぶっていたり
Hijabをかぶっていたり。
男性はおひげがふさふさした人が多かったな。

民族的には同じのはずですが
タミルナドゥでもムスリムの人はちょっと雰囲気が違うなぁと思います。
女性は肌を露出しないせいか肌が少し白かったりね。

ここでもなんていうか
インド人よりアラブよりな顔つきの人が多くて(ヒゲのせい?)
おもしろいなぁと観察していました。


肝心の買い物ですが
数日前からサンダルが壊れはじめ
この日には左の鼻緒が切れかけ、
右側はくっついていたサンダル底がめくれちゃっている状態だったので
(あわれな大学院生。。。)
まずは一目散にサンダルショップへ。

100ルピーで2つ購入したあと、
自分のサンダルを見せてなんとなしに
「よかった。緊急に新しいの必要だったから」
と言うと、
「大変、早く脱いで」
とオーナーに言われる。

そしてアシスタントの男の子(英語は流暢だけど学校に行っていないと思われる)
と一緒にボンドで両方とも直してくれました。。。

いつもなら大学構内でサンダルを直してるおじさんに
ぱぱっと直してもらうので
バンガロールでも直せると思ってたのだけど
なかなかこういうサンダル直しの人が路上にいないので
数日そのままになってたんですよね。

ていうか、新しいの買わないで済んだじゃん…笑

でもやさしいオーナーに心ほっこり。


このあとキッチン用品のお店が集まるところに行きました。

キッチンというか化粧品をのせる棚がほしかったのね。

あちこち探していると
イケメン発見

すらっとした細身で背が高く、
Kurtaのような白のロングシャツが大変お似合い。

そして「あなた本当にインド人?」と言いたくなるような
とてもていねいな接客対応。

Soft spokenでお客様への敬意が感じられます。

おかげで、
値切るのも忘れ言い値で購入してしまった。


まぁRussell Marketはこんな感じ。
もちろんバッグやお洋服など
いろーんなものが購入可能ですよ。


Chickpet

このあと訪れたのが
Alankar Plazaとよばれるモール。

いわゆるショッピングモールとは違い
小さなお店がぶっちゃけ同じようなもの(主に服)を売っています。

たいていのお店はFixed priceと掲げていますが
いくつか買えば交渉可能。

ここでは楽ちんパンツ(ヨガ用)を購入しようと
450ルピー?ふざけんな」とか思いつつ
あちこち回っていて
よーやく最後にたどり着いたはしっこのお店。

What do you want?
と声をかけてきたお店の男性。
これまたイケメン

白いシャツとダークパンツがお似合い。

なぜかイタリアとかラテン系の人のような英語アクセント。

決して押しつけないけど
次々に顧客が好きそうなものを持ってこさせる感じは
接客慣れしてるなぁと思います。。。

こういうお買い物をするときは
日本人だってわかったらぼったくられる
と思うので東北部から来ているようなふりをするのですが
ここでは「奨学金もらってる貧乏学生なんだからさ~」という
お願いも聞いてもらえず。

(結局最後に留学生だって認めたんだけどね)

でもイケメンに会えたしまいっか。と思ってしまう。
ダメだねぇ。。。

でも交渉、ダメモトでやってみるといいですよ。
特に同じお店で2着以上買う場合はね。


このAlankar Plazaから徒歩圏内にあるのがChickpet
サリーを扱うお店でぎっしりの地区です。

Alankar PlazaからChicekpetにつながる地区は
Balepetと言い、これまたお店がたーくさん。

このルートで行くとさまざまなお店が見られていいかなって思います。

サリーだけじゃなくて服を扱ってるお店も多いかな。

私が入ったのはアウトレットのようなお店。
たぶん海外ブランド向けにインド国内で作っている洋服のうち
売れないもの(多少傷アリとか)を流しているんだと思う。

どこのブランドっていうのはあえて書かないでおきます笑

それと、Mysore Pakという
カルナータカでは有名なお菓子もおみやげに買いました。
すっごく甘くて濃厚。サンプルもらって感動しちゃった。

このお店、パンやペイストリーも売っていて
ステキなお店だったのに
名前ひかえるの忘れた。

店長さんも感じがよくていいお店だったのになぁ。。。


たくさん購入して荷物が倍に

と、言うことで、
5時間ぶっつづけ休憩なしでPurchasingしたので
女性陣もそれなりに満足したようです。

私は
普段行かないような都市部のショッピングモールに行って
ACのきいた室内でジュースでも飲みつつ
ふらふら歩くのも
悪くないと思うんだけどね。

と、やっぱり自分は日本人なんだなぁとつくづく思う笑


あっ、もちろん
私もそれなりにお洋服だのサンダルだの買ったので
文句は言いませんよ。。。



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