2012年9月24日月曜日

物々交換 How to Hand-feed your kids

こんばんワニ。


土曜日日曜日とNilakottaiVeelinayakenpattiに行ってきました。


日本の皆さんの支援で
植林苗木を配るよーという日だったので同行。

というのも、苗木の受け取り人
農民とか受益者とよく言いますが日本語だとかたっくるしいね)
のひとりがなんと私がお世話になったGandhigramの教授だったのです。


なんでそんな時間にと思うような
いっちばん暑い2時前に出発。。。

夕方まで待とうよ。。。

まぁでも、この時間じゃないと
農家の人たちも畑に出ちゃっててつかまらないから、
仕方ないのかな。


一件目。


えいほら運ぶ

レモンとナントカ(忘れた。たぶんチーク)の苗木を渡す。

ちなみにこれ、
一番左の白シャツの彼と3番目の赤ジャージは
CIRHEP(事業運営をしているNGO)のスタッフなんだけど、

オートドライバーのようなシャツ(黄土色)の彼はホントにオートドライバーで

手前のうすブルーのシャツの彼は…誰だかわからん。

でも主体的に快く手伝ってくれました。

ドライバーの彼はジャージ君と友だちなんだけど、
あまりにもがんばってくれるので
スーパーバイザーと呼ばれてました。

腹の出たおっちゃんに
何作ってるの?と聞いてみると
これこれ野菜を作ってますとのこと。

そのあとタミル語での会話をきいていると
トラーチェ(ぶどう)がどうのこうのと言っている。

トラーチェも作ってるの?(←ぶどう好き)と訪ねると
「奥で作ってるから見てみる?」とおっちゃん。

この先何件も行かなくちゃいけないし…と思ったので
興味がないふりをしたのだけど
おっちゃんは奥さんに苗木運びを任せて
スタスタ歩き出す。

ありゃりゃ。と思ってついていく。


たわわ

接写モードで撮ったのにピントが奥のぶどうに…ザンネン

たわわに実ったぶどうたち。

私たちがここにたどり着く前にもうおっちゃんが
ひとふさ、ふたふさと切り取って
待っていました。。。

いやいやいや…と言ってCがお金を渡そうとしたのだけど
いいえ結構ですと言い張るおっちゃん
と、おっちゃんのブラザー。

あぁ、もう十分です。
これだけあればみんな(スタッフ)で分けられるしと言うと
「他にも人が来てるんだね」と
もっと切り取るブラザー。

あらららら。

あっという間にCのサリーのすそ
(広げるて風呂敷のように物を運ぶのに使う)が
ぶどうでいっぱいになってしまいました。

まぁ…配ったレモンで元取ってくれればいいんだけど、
物々交換みたいになっちゃったね。

ぶどう、すっごくおいしかったよ~
暑くって疲れてたのもあったし、
おっちゃんたちの優しさもあったし、
甘いぶどうが心にじーんと染みました


で、このあと
「あっトマトも作ってるよ」
とおっちゃんにトマトももらいました笑

「これは売らない分だけど食べないと悪くなっちゃうから」
とおっちゃん。

いやぁ…元、取れるかなぁ。。。


このあともう一件回って、教授の農地へ。


ココナッツいっぱい

この教授前からちょっとお金持ちなんじゃないと
思っていたのだけど
案の定、
お手伝いさん(写真のおじさん)が何エーカーあるのかわからないくらい
大きい土地を持っていました笑

で、案の定
教授はここに来ていなくて
この週末はChennaiに出張とのことでした。

いろいろ作物を見せてもらいたかったのに
ザンネン。


と思いながら苗木を配っていると
雨がぱらぱらと。

今年はモンスーンの降りがものすごく悪くて
苗木を配っても育たないかも…と
懸念していたので
ホントの、恵みの雨といった感じでした。

でもあとで聞いたら、
この日(土曜日)大学のあたりでは土砂降りだったそう。

やっぱNilakottaiのあたりは
降雨量がものすっごく少ない
だからこそ植林が大事なんだよね


お姉ちゃんはもうプロ

さて。

先日日本の友人が
息子さんが手づかみでご飯を食べられるようになったと
Facebookで言っていて
「インドはずっと手づかみだね」
と思っていました。

インドでは、他のいくつかの国がそうであるように
(というか手でご飯を食べる文化圏の広さを認識してないんだけど)
右手→ご飯
左手→トイレの手
なので、手で食べるときはもちろん右手。

私は左ききなんですが
はじめてインドカレーだかなんだかを手で食べたときに
右手を使うようにして
それ以降こちらでも手で食べるときは右手使用です。

スプーンとかフォークを出してくれるときも
意識して右手を使っています。
(部屋で食べるときはこっそり左手)

だから赤ちゃんに食べさせるときも
右手で食べさせるし、
子どもが食べるのを習うときも
もちろん右手です。

私もAkshayaやPreethikaと一緒にご飯を食べるとき
手であげます。

自分の口とちがってちっちゃーいから
指4本とか入らないんだよね。

小さい分を指先だけであげるのって
最初はけっこう難しいよ。

まぁ、手で食べること自体難しいんだけどね。。。


でーこの写真。

朝ごはんを食べているふたり。

最初にAkshaya(妹)がやってきて、
立ちっぱなしで食べている。(お皿は床の上)

ミワみたいに座って食べなさいとCが言うと、
私の方を見て、あぐらをして座るAkshaya。

あぐらもこの年(2歳)で習うのね~と思う。

今日の朝ごはんはDosai(お米の粉でできたクレープみたいなもの)
自分の好きなチャツネサンバルをかけて
食べているものの…
結局なんだか上手に食べられないので
Cが介入。

そこへPreethika(姉)がやって来て
一緒に食べる。

お姉ちゃんがIdly powder(唐辛子やにんにく、豆類をあわせた調味料。
油と混ぜてペースト状にしたものをIdly等につけて食べる)
を使うので、妹もまねっこして食べる。


このうち、
Preethikaはお菓子ばっかり食べていて
Akshayaはいっつも何か食べていて
どうしてこう食に関するしつけがなってないんだろとか
他人ながらに思ってしまうのだけど
こうしてお行儀欲食べられる日もあるんだね~。


●  ● ●  ● ●  ● ●  ●


話が変わりますが、
ここで述べたようにうちの寮で調理をしていいことになりました。

料理する時間ないしなぁと迷っていたのだけど、
ランチ食べないし、週末はいないし、
それでも1ヶ月みんなと同じだけお金を払っているのも
ばかばかしいので

食文化の違うところから来ているので寮の食事にはなじめません
とホラを吹いて
(食べようと思えば食べられないレベルではないし)
寮長に調理をする許可証をもらいました。

ということで
10月1日から自炊です

ここで述べたようになかなかLPG購入はむずかしそうなので
危険度高そうだけどKerosene Stoveを使用することにしました。

で、昨日(土曜日)にお店を回って、
圧力鍋やら他のものは買ったのだけど
Kerosene Stoveは使い方を友人に見せてもらってから
今日(日曜日)購入することに。

昨日使い方も見せてもらってバッチリ!

と思ったのに、
今日17時半まで開いているといっていた店が
17時に閉まっていたので
購入できず。。。


まぁ、心の準備はできたよね。


そんな私の心を後押ししてくれたもの:


すばらしい

やはりCIRHEPに来ていた日本人参加者の方が
持ってきていた日本食を私にと置いていってくださったのだそうです。

ありがとうございます泣

おみそ汁やふりかけは実家からも送ってもらっているのですが、
しょうゆはこのへんでは
砂糖が入ったような恐ろしいしょうゆしか売っていないので
大変ありがたいです

しょうゆ、大好きなんですよねー。
しょうゆだけでご飯食べられるもん。


ちなみになんで新聞の上に広げているかと言うと
おそらくしょうゆがもれて
なんか湿ってたから。

みんな水でざぶんと洗いました笑


●  ● ●  ● ●  ● ●  ●



また話が変わりますが
明日の夜からBangaloreに行ってまいります。

学科長の思いつき(?)で
カルナータカ州のいろんな団体を訪問する
…んだと思う。

金曜日に2分くらいスケジュール見せてもらっただけで
どこに行くのかもよくわからん

(しかも「スケジュールください」って言ったら
手書きのスケジュールをコピーしろと言われたので
「これ、タイプしないの?」とあからさまに呆れ顔で言ったら
逆にイヤな顔をされた

しかし数年前に諸事情で断念したマイソール訪問が
今回かなうとのことなので
楽しみにしています。

マハラジャの宮殿があるんだよー

ということで更新はしばらくないですが
心配しないでねー


おやすみなサイ★


0 件のコメント:

コメントを投稿