2013年1月11日金曜日

Unexpected, Extended...Day 3 おせっかい

うっひょー

こんにちワン。

写真はうち(実家)の新入りカンナさんです。
10日間でかなり「しつけ」てきました笑

かなり気が強い子みたいで
上の2匹もたじたじといった感じなので
ビシバシ教育してきましたよ。


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もらったお土産を速攻で破壊した想定外の休日3日目は
午後にホットケーキを作るというミッションを行いました。

使ったのは
もちろん日本から送ってもらったホットケーキミックスです。

ホットケーキなんて簡単なもの作るの
わざわざブログに書くかよ。
とか言われそうですが、

卵と牛乳買いに行くのだってちょっと時間かかるし(往復30分)
冷蔵庫がないから卵と牛乳買ったらすぐ作らなくちゃいけないし、
けっこう大変なんですよ。

牛乳に関して
村ではたいてい朝と夕方に絞りたて牛乳をバイクで売りに来るおっちゃんがいて
たいていそういう人から買うようですが
お店に行くとちゃんと熱処理してパッケージに入ったものを買うことができます。

でも行ったお店には500mlしかなかったので
ホットケーキに100ml使ったあと
残りはすぐ飲まなきゃいけない。

で。しかも私フライパン持ってない笑

そんなに調理しないから圧力鍋と中華なべ(みたいなの)しか持ってないんですよね。
中華なべの底が平たいからこれで…と思ったけど
寮の子にチャパティやDosaiを焼く
チャパティパンというもの(参考)を借りました。

Kerosene stoveは火加減が難しい。
弱火とか中火とか言われても結局一箇所だけフレームが大きかったりして。

なのでぜーんぶところどころ焦げちゃったけど。

でもおいしかった。

ホットケーキって食べた当日は
もうしばらくいらない…
って思うけど、
久しぶりに食べるとおいしいなぁ、いいなぁって思う。
よく家族で土曜日のお昼とか日曜日にホットプレート囲んで作ったから懐かしさもある。

…何かまた食べたくなってきた笑


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では表題のネタ。

帰国のときの交通ネタを先日書きましたが
そのときFast Trackのドライバーとタミル語でやりとりしてくれたSさんの
ひと言について
その後考えています。

Sさんは、帰国のときにChennaiに向かう電車で
向かいに座っていた人です。

この間のポストには書かなかったけど、
Dindigulで電車に乗り込んだときに
私が寝るはずの寝台(3段の一番下)にオッサンが寝てたんだよね。

まぁ、これはよくあることなんだけど。

なので車掌さんが来たときに
「あの~誰か私の席に寝てるんですけど」と伝え
オッサンを叩き起こし(てもらった)たところ、
オッサンの席は本当は2段目だと言う。

で、本来のオッサンの席にも誰か寝ている

まぁ、これもよくある!

ということで車掌さんはその2段目の人も叩き起こし
私が1段目に無事おさまったというわけ。

あとでSさんに聞いたんだけど、
私が乗車したときSさんはちょうど席を立っていて
でも向かいにはオッサンが寝てると思ったから
朝起きて日本人が寝てたからビックリしたそうです。

という前書きはさておき。

日本から大学に戻るときにやはりChennai経由だったので、
Chennai在住のSさんに
タクシードライバーの件でお礼をしたいのでと
夕食にご招待しました。

とは言ってもSさんのお母さんがご飯を作り始めちゃってたとかで
Sさんはちょーっぴりしかご飯食べなかったんだけど苦笑

それで、
「先日はどうもありがとうございました。
電車で会ったばっかりなのにいろいろ助けてもらっちゃって」
と言ったら

ありがとうなんて言わなくていいよ。
君は外国人なんだから自分が助けるのは当たり前。
日本にいて外国人がいたらこうやって助けてあげるでしょう。

と返答。

はたして、そうでしょうか。

日本人が見てみぬふりをするのは今に始まったことではなくて
昔からなんだよ~
という本のレビュー(あやふや)を読みました。

「見てみぬふり」が最近の日本人の傾向なのかは
私が議論するところではないですが、

例えば外国の方が日本にいて
何か困っているようだったら
どうしますか?

声をかけますか?
それとも見ぬふりをしますか?

日本語をひとっつも知らない(もしくは「サントリー」しか知らない)
私の大学時代の友人が
日本に遊びに来ても何とかなっちゃうのも
たぶん誰かがヘルプしているからなんだろうと
願っているのですが。

もちろん、外国の方だけじゃなくって、
日本人の人でも
誰か困っているのを見たら。

自分ならどうするか。

インドだったら、
きっと誰かが助けてくれます。

「ここに行きたいんだけど…」と
誰かに尋ねると、
あっという間に人だかりができる。

外国人だから助けてくれるのかな?

いや、そうじゃないと私は思うんです。

このへんの人たちは、やたらとおせっかいです

(北インドのことはわからないので「このへん」と言っておきます)

頼んでないのにあれこれしてくれます。

こっちの意思もおかまいなしに
ずんずんふところに切り込んでくる感じ。

初めて会った人なのに
「今度うちに遊びにきなさい」と
電話番号をくれたり。

バスで会ったばかりなのに
「タミル語教えてあげる」と
言ってきたり。

寮のご飯がおいしくないとこぼすと
「大学の近くに親戚がいるからそこに住みなさい」と
言い出したり。

ハッキリ言って、この人めんどくせーと思うことも多々あります。

それに、助けてくれたのが空回りだったり、
聞いた道が違ってたり、
ウソだったり、
「大丈夫」が大丈夫じゃなかったり、
いろんなことが起こります。

でも、そんな「おせっかい」が何となく、
いいなぁ、と最近思っています。

それに、自分もそんな「タミルおせっかい」に
影響されていると感じます。

タミル人じゃないのに
そこらへんで外国の方を見ると
「あぁ道に迷ってる」「店の場所わかんないのかな」とか
なんかしてあげたいなとか思っちゃうもん笑

もちろんうざー!と思われるのはイヤだけど、
誰かを助けてあげたいなって思うのは悪いことじゃないよね。

皆さんはどう思いますか。







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