こんばんワニ。
…というような理由で大学が閉鎖中の私。大学の外は危ないので(?これがよくわからん)寮にこもっていなさいと言われたのですがVeelinayakenpattiに行ってきました。
というのも村のお祭りがあると言われたので。
最初は私が脱肉笑したきっかけとなった例のお祭りと内容は似ているということで行くのをためらったのですが、20年以上やってないお祭りなのよと言われ、授業がないから夜中の催し物も見られるなと思い、「論文の作業がうんぬん」と大ウソをついて許可をもらい昨日夕方出発。
…つ、疲れた。。。
3日間のお祭りを全部みようかと思っていたけれど、1日でこんなの疲れちゃったら論文の作業どころじゃないですよ。←本当に今週終わらせようと思ってます
ということで1日観て満足したことにして帰ってきてしまいました。
さて。
Veelinayakenpattiには大きく分けて3つのコミュニティ(カースト区分)が住んでいます。ひとつは私がお世話になっているお父さんのカーストで、260世帯くらいあるそうです。もうひとつは(たぶん)Nayakarとよばれるテルグ語を話すコミュニティ、農業を生業をする人たちが60世帯くらい(人によって30とか言ってるので本当にいくつあるのか不明)。あと、Scheduled Caste (SC)という、ハリジャンの人たちがコロニーという村のはじっこに住んでいます。
NGOスタッフCはテルグ語コミュニティだけれどこのどこにも属さず、4つ目のカースト(大工が生業って言ったかな)で数件のみ(たぶん)でこの村ではマイノリティ。
んで。
一応村のエリアごとにコミュニティが分かれていてこの通りはこのコミュニティ、あっちは別の、となっています。だからコミュニティ内で仲がいい。でもそうすると別のコミュニティといざこざが起きる。
てなわけで、この最初のふたつのコミュニティはあんまり仲がよろしくなく、一緒にやればいいのにわざわざ似たようなお祭りを別々にやる(しかも2週間か10日しか間をあけない)、というのが今年決まったそうです。
このいざこざが原因なのかわかりませんがNayakarの人たちは過去20数年以上自分たちのお祭りをやっていなかったということで、彼らの意気込みは十二分。
対するお父さんのカーストも、あとでやる強みか人数の差の優越感か、自分たちのお祭りの方がもっと盛大になると言っている。
それでもって、別々にやるのはおいといてお互いのお祭りには参加すりゃいいのに、変なプライドで「あっちのお祭りには行かない」と言う始末。
ちなみにCの家はどっちのグループにも属さないので「私関係ないし」と言えなくもないのだけど、マイノリティゆえ「どちらのコミュニティにも頼って生活してきたから」と、お祭りの費用をどちらにも出しているそうです。大変だー。でも折半の仕方もコミュニティごとに違うからそれもめんどくさかったみたいです。
まぁ、そんな背景があるお祭りだったわけですよ。
では写真メインでご紹介しますの前編。
メインイベントは木曜0時(深夜)と言われていましたが、水曜の夜からドンちゃん騒ぎは開始。
このお寺だってみんなで力を合わせて作ったのに。 お祭りは別々なんてね。
おそろの黄色いTシャツを着て(ない人もいるけど)踊り続ける男声陣。
音楽というか節とりに使っているのが見た目シンプルな太鼓のようなものなのだけど、孫の手のようなものでさするとどぅううんという独特な音がします。インドの他の地域のお祭りでこれ使ってるかわからないけど、これを聞くとあぁお祭りだぁと思うし、ワクワクする。
あとで女装した人も加わりました。この人の役割を聞くの忘れたけどお祭りには欠かせない存在らしい。
Tシャツはきちんとひとりひとり名前がタミル語でプリントしてあって、村の名前もばっちり入ってて、いいなーほしいなーと思いました。頼んだら作ってくれるかなー
ひと通り踊ったあと神様を迎えに行く準備。ちと離れた村にこれまた別のコミュニティで像などを作る人たちがいて、土(陶器?)で作った像をお迎えにいきます。
これを最終日に水の中に沈めます。こういうお祭りはでっかい都市でもよくやってます。なんで沈めるんだろ。
神様を迎えに行くのはメンズの仕事。 女性陣は…寝て待つ笑
これ22時半くらい。
おいしそうなデコレーション。
神様が来るのは0時くらいだからそれまで寝てていいよと言われ横になるも、爆音音楽で眠れるわけもなし。それでもウトウトしていたらなんかザワザワしているのであわてて飛び出すとお迎え部隊が帰ってきている。
神様到着は1時近くでした。花火でお出迎え。
布がかぶさってるのが神様です。何の神様か聞いたけど名前忘れちゃった。女神様です。
お越しになった神様を、Nayakarの通りにある小さなお寺へお連れしてメイクアップ。みんなが奉納するアクセサリーやお花で飾ります。これがやたら時間かかってました。
20年分のお化粧だもんね~とジョークを飛ばす。
このあとプチ事件が。お祭りへの寄付(寄進っていうの?)としてCのおうちも神様のピアスを購入して準備していたのですが、当日持っていったら「小さいからダメ」と言われたそう。自分たちが心をこめてお祭りのために準備しているものを使ってもらえないというのは彼女たちにとってはとても心が痛むことなのだそうです。そんなわけでCの家族は超ガッカリ。この話には続きがあります…
お化粧完了の神様をメインのお寺にお連れします。写真を近くで撮っていいかわからないので遠巻きに。
お寺の周りをぐるりと一周して、正面からお寺の中へ。
後ろ向きに入っていきました。
これもう3時すぎ。
でこのあとも怒涛の勢いでいろいろあったのですが、それは次回書きますね~
…というような理由で大学が閉鎖中の私。大学の外は危ないので(?これがよくわからん)寮にこもっていなさいと言われたのですがVeelinayakenpattiに行ってきました。
というのも村のお祭りがあると言われたので。
最初は私が脱肉笑したきっかけとなった例のお祭りと内容は似ているということで行くのをためらったのですが、20年以上やってないお祭りなのよと言われ、授業がないから夜中の催し物も見られるなと思い、「論文の作業がうんぬん」と大ウソをついて許可をもらい昨日夕方出発。
キラキラ |
…つ、疲れた。。。
3日間のお祭りを全部みようかと思っていたけれど、1日でこんなの疲れちゃったら論文の作業どころじゃないですよ。←本当に今週終わらせようと思ってます
ということで1日観て満足したことにして帰ってきてしまいました。
さて。
Veelinayakenpattiには大きく分けて3つのコミュニティ(カースト区分)が住んでいます。ひとつは私がお世話になっているお父さんのカーストで、260世帯くらいあるそうです。もうひとつは(たぶん)Nayakarとよばれるテルグ語を話すコミュニティ、農業を生業をする人たちが60世帯くらい(人によって30とか言ってるので本当にいくつあるのか不明)。あと、Scheduled Caste (SC)という、ハリジャンの人たちがコロニーという村のはじっこに住んでいます。
NGOスタッフCはテルグ語コミュニティだけれどこのどこにも属さず、4つ目のカースト(大工が生業って言ったかな)で数件のみ(たぶん)でこの村ではマイノリティ。
んで。
一応村のエリアごとにコミュニティが分かれていてこの通りはこのコミュニティ、あっちは別の、となっています。だからコミュニティ内で仲がいい。でもそうすると別のコミュニティといざこざが起きる。
てなわけで、この最初のふたつのコミュニティはあんまり仲がよろしくなく、一緒にやればいいのにわざわざ似たようなお祭りを別々にやる(しかも2週間か10日しか間をあけない)、というのが今年決まったそうです。
このいざこざが原因なのかわかりませんがNayakarの人たちは過去20数年以上自分たちのお祭りをやっていなかったということで、彼らの意気込みは十二分。
対するお父さんのカーストも、あとでやる強みか人数の差の優越感か、自分たちのお祭りの方がもっと盛大になると言っている。
それでもって、別々にやるのはおいといてお互いのお祭りには参加すりゃいいのに、変なプライドで「あっちのお祭りには行かない」と言う始末。
ちなみにCの家はどっちのグループにも属さないので「私関係ないし」と言えなくもないのだけど、マイノリティゆえ「どちらのコミュニティにも頼って生活してきたから」と、お祭りの費用をどちらにも出しているそうです。大変だー。でも折半の仕方もコミュニティごとに違うからそれもめんどくさかったみたいです。
まぁ、そんな背景があるお祭りだったわけですよ。
では写真メインでご紹介しますの前編。
Cのうちの前にも |
メインイベントは木曜0時(深夜)と言われていましたが、水曜の夜からドンちゃん騒ぎは開始。
わいわい |
このお寺だってみんなで力を合わせて作ったのに。 お祭りは別々なんてね。
どぅううん |
おそろの黄色いTシャツを着て(ない人もいるけど)踊り続ける男声陣。
音楽というか節とりに使っているのが見た目シンプルな太鼓のようなものなのだけど、孫の手のようなものでさするとどぅううんという独特な音がします。インドの他の地域のお祭りでこれ使ってるかわからないけど、これを聞くとあぁお祭りだぁと思うし、ワクワクする。
あとで女装した人も加わりました。この人の役割を聞くの忘れたけどお祭りには欠かせない存在らしい。
Tシャツはきちんとひとりひとり名前がタミル語でプリントしてあって、村の名前もばっちり入ってて、いいなーほしいなーと思いました。頼んだら作ってくれるかなー
おみこしだよね |
ひと通り踊ったあと神様を迎えに行く準備。ちと離れた村にこれまた別のコミュニティで像などを作る人たちがいて、土(陶器?)で作った像をお迎えにいきます。
これを最終日に水の中に沈めます。こういうお祭りはでっかい都市でもよくやってます。なんで沈めるんだろ。
わいわい |
神様を迎えに行くのはメンズの仕事。 女性陣は…寝て待つ笑
これ22時半くらい。
うまそう |
到着 |
神様が来るのは0時くらいだからそれまで寝てていいよと言われ横になるも、爆音音楽で眠れるわけもなし。それでもウトウトしていたらなんかザワザワしているのであわてて飛び出すとお迎え部隊が帰ってきている。
神様到着は1時近くでした。花火でお出迎え。
わいわい |
神様 |
布がかぶさってるのが神様です。何の神様か聞いたけど名前忘れちゃった。女神様です。
ところどころ電球が切れてる |
メイクアップ控え室 |
お越しになった神様を、Nayakarの通りにある小さなお寺へお連れしてメイクアップ。みんなが奉納するアクセサリーやお花で飾ります。これがやたら時間かかってました。
20年分のお化粧だもんね~とジョークを飛ばす。
このあとプチ事件が。お祭りへの寄付(寄進っていうの?)としてCのおうちも神様のピアスを購入して準備していたのですが、当日持っていったら「小さいからダメ」と言われたそう。自分たちが心をこめてお祭りのために準備しているものを使ってもらえないというのは彼女たちにとってはとても心が痛むことなのだそうです。そんなわけでCの家族は超ガッカリ。この話には続きがあります…
メイクアップ完了 |
お化粧完了の神様をメインのお寺にお連れします。写真を近くで撮っていいかわからないので遠巻きに。
ぐるり |
お寺の周りをぐるりと一周して、正面からお寺の中へ。
いざ中へ~ |
後ろ向きに入っていきました。
これもう3時すぎ。
でこのあとも怒涛の勢いでいろいろあったのですが、それは次回書きますね~
0 件のコメント:
コメントを投稿