2012年7月11日水曜日

Art n Music 南インドの車窓から

こんばんワニ。


庭師Tata(おじいちゃん)のお花シリーズ。

きれいなピンク

今日授業中に考えたこと。 


結局選択科目が選択できず、カウンセリングとガイダンスのクラスを受けています。

社会学科は前から私にとって
なんか教授陣でいざこざのある学科」という位置づけで
「関わらないにこしたこたぁない」と思っていました。

でもまぁご縁があってこの学科のクラスを受けることになり。

So far, so goodって感じです。

よく考えたら
大学中に何ヶ月かタダでカウンセラーと話をしたこともあったっけ
と思い出したので、
「カウンセリングの順序」なんかは
自分のときと重ね合わせて考えています。
「あぁ、あんときこういう時期だったのか」みたいな。

そういう意味ではムダにならないかも。


ジャスミン系?とてもいい香り

火曜日はランチのすぐあとの授業でみんな眠くなっちゃうから
ゲームやディスカッションをしよう」と
気の効いたことを言ってくれる教授。サイコウです。

今日のお題は
自分の本質を表現するような自画像を描くでした。

カウンセリングってカウンセラーの性格などに影響されるものなので
カウンセリングをするにはまず自分を知る、
というとこからやらなくてはいけないそう。

てなことで今学期は「自分探し」をたくさんするみたい。

今日の似顔絵描きもその一環。


で、私もノートの端に描きはじめたのだけど、
みんなクスクスクスクス笑っている。

気にせずやってたけど、クスクスレベルがハンパない


そのうち教授が絵を回収。

それをランダムに配りなおす。

こうして、それぞれが「誰かの自画像」を持つことになる。

ここから、その自画像がどんな人間像を表しているか考えて、
本人が表したかった「自分像」と合っているかチェック、
というゲーム。


みんな配られた絵を眺めてガハガハ大笑い

それもそのはずだわね。。。









!!!!!


いや笑、これは私が今パソコンで描いたやつだけど、
8割くらいの絵がこのレベル!

自分の幼稚園のときに描いた絵がまだ手元にあったらひっぱり出してみて。
きっと同じレベルだから

なんか基本的にヒトの形を成していないんですけれど。

洋服を着いていたりして
なんかつっこみどころは満載なんだけど、

ポットゥ(おでこの印)は忘れていない

そして目力が強いのはちゃんと現実に即している


目の保養にどうぞ。。。

それで以前にKにきいたことを思い出した。

「学校で図工とか、音楽の授業って受けたでしょ」と聞いたとき、
そんなの私立のいい学校だけだよ」って言ってたなぁ。


たぶん普通の公立学校って、タミル語、英語、理科、社会、算数とか
基本的な科目しかなくって、体育もやらないんだよね

日本だったら
体育、音楽、図工だけが楽しみだった人も多いと思うんだけど。

これで芸術家の卵の感性を育てるチャンスを失っているとしたら
インドはもったいないことしてると思う。

(そういえばインドの芸術家はあまり評価されていないようなことを
どこかで読んだ気がするけど、もともと芸術家人口が少ないのかもね)

韓国までとは言わないけれど、日本かそれ以上に
インドも学歴社会みたいな感じがあるから
だから子どものソフト面(麺じゃないよ)を育てようっていうところに
達していないんだろう、と思う。




話がそれた。


ともかく、今日のみんなの絵はエゴコロがあるとは言えなかったけど、
自分の似顔絵も描いたことないって言ってたし、
仕方ないよね。


これもいつ書こうかと思っていたことなのだけど、
ちょうどいいタイミングなので書いちゃおう。

一般タミル人はわからないですが、

わが大学にいる生徒、特にオンナノコに関しては

ものすごく音痴です。

そう、フォントを大にして言いたいくらい音痴なの。。。


何度か書いていますが、うちの大学では
「朝のお祈り」と「金曜午後のお祈り」の時間があり
今日の格言!みたいなものの他に
タミル語のPrayer songというものが歌われます。

(この歌で何が歌われているかわからないので
宗教問題に敏感な自分は参加したくないと思っている)

楽器なんかないのでアカペラで歌うわけですが
なぜかいつもハモっている

リードの人の音程に合わせれば?とかいうレベルの話ではなくて、
ひとりひとり違う歌を歌っているようにしか聴こえない


また、授業がないときなどにオンナノコが
携帯の音楽プレイヤーでハヤリの歌なんかを聴いているとき。

みんな合わせて歌っているけど、
やはりハモっている

プレイヤーなしで歌っているのを聴いてみると、
元の曲がわからない

これも「音楽を勉強したことがない」ことの結果なんだろうか、と
常々思っている。


ただ、みんな音痴なわけじゃないですよ。

うちの寮には音楽を教えている先生がいて、
(一応)お祈りの担当の生徒を指導しています。

彼女が金曜の午後お祈りタイムで自分の歌を披露したとき、
なんていうか、ホールが震えてるかと思った
ものすごくきれいな歌声でした。


黄色のバラ。ちとしおれかけ

お知らせです。

(FBで見たよ、ボケ!という人はゴメンナサイ)



今度は世界の車窓からで南インド特集をやっています。

まぁ、こんなの書かなくても知ってると思うけど
世界の車窓からは
月~金曜日 よる11:10~11:15
土曜日 よる10:51~10:57
日曜日 よる11:10~11:15
にやっている長寿番組です。

神々の大地を行く 南インド鉄道の旅」というタイトルで
6月11日から9月2日まで
南インド各地の電車旅のようすを放送しているようです。

テレ朝サイトによると


インドの第2の都市バンガロールを起点に、南インドの大地を周遊する鉄道の旅に出発。まずは豪華列車のゴールデン・チャリオットに乗車します。エレガントな内装に最高級の食事、優雅な気分で圧倒的スケールの古代遺跡群を観光します。再びバンガロールに戻った後は、チェンナイを経由して南へ。100を超す寺院がある街カーン血プラム、聖なる大河カーヴェーリ、ラーマーヤナにまつわる伝説の地ラー目シュワラム。いくつもの聖地に立ち寄りながら、列車はインド最南端、コモリン岬を目指します。最後は世界遺産のニルギリ登山鉄道に乗車。急勾配を登る車窓に、ニルギリ紅茶の茶畑が広がります。5000年の歴史。3億3000万の神々が宿る大地。12億を超える人々。全てが渾然一体となって、ものすごいエネルギーです。


だ、そうです。

てっきり過去の放送内容はサイトで観られるのかと思っていたけど
そうは問屋がおろさなかったです。

ということで私は観てませんが、
まだ1ヶ月以上放送予定がありますので、
うちの近く(マドゥライくらい)も通るんだろうと思っています。

まぁインド政府は
「インドの悪いところを見せようとするジャーナリスト」には
ヴィサを発給しないので
ホンットの汚いインド列車!
は撮れないだろうけど、

ここで文章で書いても伝え切れない
インド列車の過酷さ、
インド列車の楽しさ、
インド列車の遅延レベル、
その他もろもろが映像から伝わってくるはずです。


ぜひ観てくだサイ。


…ちなみに、「最高級の食事」も
つまるところ、カレーだと思います。



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