2013年4月18日木曜日

Extension Education, Education Extension (5) 怖そうな

こんばんワニ。


なんか足が痛い。筋肉痛…?

学生ヴィサ更新シリーズも終盤にさしかかったっていうか、もうおしまいなのかも。

備忘録:


何とかしてくれ、と頼った(現)学科長のおかげで、必要な書類が全部そろいました。

朝9時半に来ると言ったとおり学科長がやってくる。(「とおり」というのは10分以内で9時半きっかりではありません、念のため。)

必要な書類について説明をして、おととい準備したWitnessレターの原稿に学科のパソコンでレターヘッドをくっつけて印刷。ささっと読んでささっとサインをいただく。

Financial Guarantorの方もFROでKさんのスタッフがもらってきてくれたというフォーマットに記入をしてもらい、Ration Cardのコピーをいただく。これは日本語に訳すと配給カードというものです。インドではPublic Distribution Systemというのがあって、収入が低い人たちは政府の補助金で安く日用品や食料(米や小麦粉、油など基本的なもの)などを購入できるRation Shopを利用することができます。このお店で買い物をするためにRation Cardが必要なんですが、まぁ、つまるところ、インドでみんなが持ってる身分証明書って今現在Ration Cardくらいなので、そのためにコピーが必要なんだと思います。収入も書いてあるからかな?タミル語なのできちんと読んでないんだけど。。。

あ。ちと脱線しますが。

このレターを印刷しようとあわてて学科内で作業をしている最中、私の修士論文担当教授Eが「何をしているんだ」と言ってくる。

「例の証明書にサインをしてもらうところなんですけど」

E「ちょっとこっちへきなさい」

何かと思えば、他にも教授の部屋に来ていた別の生徒の論文がなかなかはかどっていないので、私の論文から先にチェックをするという。

学科長を待たせろっていうこと

こっちはメチャクチャ忙しいんだよ、ボケ!と思ったけど、ラップトップ持参してたのでそれを立ち上げて見せる→学科長のオフィスで印刷→サインをもらう→E教授のところに戻る。

で、すぐ終わるのかとおもったら、うだうだうだうだくだくだくだくだとあーでもない、こーでもない、と細かい、どうでもいい訂正ばかり。

Tamil NaduはTamilnaduと書かなければいけない、とかね…なんなんだよ。スペルチェックでひっかかるよ!(でも政府もスペースなしで表記することがあるので、実際にどちらかよくわからないです)

一番頭に来たのは、題名を変えられたこと。

わかったのは、修士、それにたぶん博士は、研究内容はぶっちゃけどうでもいいらしいということ。あ、うちの大学ではね。だって博士課程の人が一番力を入れるのは冒頭の要約部分なんだよ?この教授だって、私の論じていることにはぜーんぜん訂正を入れないのに、研究の手法だの研究の範囲だの、それにタイトルにばっかり時間を費やしている。研究自体に「お前なんかキライだ!ボケ!」って書いてもたぶん読まないから気がつかないと思う。

ま、それはいったん置いておいて、コピーを全部とって、警察に行くための書類はそろう。でも一緒に来てくれると言ったKさんと電話がつながらない。

しつこく電話をかける。やっとつながる。

「書類がそろったんで警察にいきたいんですが、ひとりじゃ不安なので一緒に来てもらえますか?」

K「これからDindigulで仕事があるから出発するところなんだよ」

え~~~~~~~~~~~~~~~一緒に来てくれるって言ったじゃん。。。

今回ばかりはもう待てないと、ねばる。

「誰か他のスタッフの人に頼んでもらえませんか」

K「今誰も他にいないんだよ。ちょっと待って、今どこにいる?」

「学科です」

K「オフィスまできなさい、連れていってあげよう」

おぉぉ!

あわてて荷物をまとめて学科をとびだす。

KさんもFROがあるCollector's Officeで仕事があったので一緒に連れて行ってくれるとのこと。でもAmbathuraiの警察に先に行かないといけないんです、と言ったらそっちにも来てくれることに!しかも大学の車、ドライバー氏つき泣

ありがたい。。。

Ambathuraiへ。おととい来たときは担当のRさんくらいしかいなかったけど、今日は警察官がいっぱい。余談ですがインドの警察官は黄土色っぽい制服です。やたらと警察官がいて緊張する。。。

見た目は私は東北部の子たちとさほど変わらないので、そのへん歩いてたらインド人とかネパール人と思われるのですが、今日は警察官もKさんを通じて何やら私の身の上(?)についていろいろ質問していたようです。

書類を全部渡すと、追加でこれも書いてと言われる、A4の紙に15くらい質問があるもの。名前、パスポート番号、ヴィサ番号、住所などなど、基本情報。インドに親戚が知っている人がいるかという項目はDeanの名前にしておきなさいとKさんに言われ、ホントかよと思いつつ記入。あとでわかったことですが、この紙をこのAmbathurai管轄エリアの外国人は全員書かなくちゃいけなかったそうなんです…。あんまりうちの大学には留学生いないけど、みんな登録をこれからするようです。

この紙を書いている間にお隣の部屋にいた警察署長(交番長?)に呼ばれあいさつをする。PRらしくニコニコいい感じで話をしてくれるKさん。

つかこの人、こえーーーーーーー。

なんか威厳っていうか、強そう。怖そう。「ここは書き直せ」とRさんに言う感じもなんか恐ろしい。

まぁでも私はボケっと突っ立っていただけなので笑 

Rさんが書類を作成しなおして、Security Clearanceに署長がサイン。よし!

お礼を言って出るときに、ニコっと署長が笑っていました。やっぱ怖いけど。。。

その足でDindigulへ。いつもバスでトロトロ行ってるけど、車だとやっぱり早いねー!あっという間に町につく。

Security ClearanceをCollector's Officeの前でコピー。12ルピーだったんだけど、20渡したら、お釣がないから10ルピーでいいよと言われた。ラッキー。なんか運気が上向いていると勝手に思う

で、FROへ。今日もわんさか人がいる。

Kさんに聞いてわかったことだけど、この職員(名前聞くの忘れた)、外国人だけじゃなくてインド人の面倒も見ているんですって。どういうことかと言うと、パスポートの申請に必要な書類の一部をここで発行しているようです。1ヶ月に1,000人処理するんだって。仕事してるフリして実は楽チンな仕事なんじゃないのと思ってたけど、見直した。

外国人がこのへんに何人いるかも聞けばよかったかな。

で、今日はKさんがいたためか(←これ重要)私たちが待つことはぜーんぜんなく、すぐに処理をはじめてくれました。必死こいて集めた書類も特に目を通す感じもナシ。結局、名前のみの書類って感じなのよね。。。

で、書類をがさがさまとめ、職員が席を立つ。Kさんがついてきなさいと言って、Superintendent of PoliceSP)オフィスへ。これはDistrictの警察署です。県警みたいな。

そこで入りなさいといわれたオフィスにいたのは、これまた恐ろしい形相の警察官

書類をひと通りざっと見て「で、何の用だ」とKさんに聞く。

Kさんが私が3ヶ月ちょいヴィサを延長したいこと、大学の閉鎖のことなどを説明する。

警察官が私のパスポート番号と申請書類の記載番号を確認する。

そして、サイン

このサインの最中彼は電話で話していて、「何があったんだ」という言い方もあぁ、恐ろしい!という感じでした。何か気にいらないことがあったんでしょうか。

つか今日の日にちは17ですよと職員が言ってるのに16と記入。何でだ…。。。でも質問したらサインしてくれなさそうなので黙っていよう。警察官が間違って日にちを記入したことが出国の際に問題に…ならないといいけれど。

で、やっぱりねという追加事項。

学籍証明書に私の写真をはって、Coordinatorの印とサインをその上にしろとのこと。

あと、以前の滞在許可証の裏に「’延期申請済み」と書いたスタンプとサインをいただいたのでそれをコピーしろと言われました。

心からありがたいと思ったのはKさんまたDindigulで仕事があるから、私の代わりに書類を持ってきてくれるそうなのです。つまり私のFRO通いもとうとう終わり!!!

…だと、思う。。。

お礼を言って強面氏のオフィスを出るときにはじめて彼もニコっと笑ったけど。やっぱ怖い。

このあとCollector's OfficeでKさんがお仕事をすませ、大学まで戻りました。

なんか、Kさんにお願いをしてから、スムーズではないにしろ諸方に話がよく通じるようになったので、ホント、話をしに行ってよかったなぁと思いました。今日もKさんがいなかったらまたあーでもないこーでもないとFRO職員に言われていたかもしれないし。

結論、インドで役人や警察に行くことがあるのなら、それなりの地位にある人か、せめて現地語を話す人と一緒に行ったほうがいいですね。英語を話す人がいないわけではないけど、細かい支持は伝わってこないので。


午後。

パソコン持って、ACとUPSのある経済学科の教室で論文直し。

夕立ちのような雨がザーザー降った15時すぎCoordinatorにサインをもらいにいく。

「たびたびすみません、これがホントに最後です」←ホントかな。。。

論文の追い込みでがんばっているみんなの顔が見たくて自分の学科に寄ったら、

またタイトルを変えろとE教授に言われる

っていうか、変えた方がいいんじゃないかと言う言い方で、なおかつ「君の場合ケースがふたつしかないのに(これはこの人が私の原稿を読んでないから言えることで、私は6つケースを見ています)これを一般論とできるのかどうか、研究学科に尋ねないとうんぬんかんぬん」と、あさって論文を提出しなければいけない人間に言うこととは思えないことをうだうだくだくだ言っているので

「変えます。変えますよ」

と言って学科を出ました。八つ当たりして傘をぶん投げたら友だちが「ど、どうしたの…」と本気で心配してくれる。

「もう、どうでもいい。印刷してやる」

ということで、そのあと寮に戻ってバタバタと最終手直しをして、スペルチェック。

おしまい!

日も暮れていましたがChinnalapattiに行って明日までに印刷しといてねとお願いしました。

私の論文、明日製本です!






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