2012年10月21日日曜日

Gem n Natham ステキな出会い

おはよウナギ。


先日停電が短くなったんだよねと書きましたがその理由がわかりました。

JICA様の話のときチェンナイは1時間しか停電ないんだよと書いたんですが、
実はそのあとチェンナイの停電時間を2時間に延長することになったのだそう。

この1時間のおかげでタミルナドゥ全域の停電時間がカナーリ短くなる
これでチェンナイでどんだけ電気消費してるかわかりますよね。

全部電気ムダ使いとは言わないけど、
ショッピングモールのACやらライトやら、減らせる消費量もあると思う


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タッカーリ!

あいかわらず簡単なものしか作ってなかった私ですが。

この週、木金土とキャンパスでカレッジバザールという催し物がありました。うちの大学の周辺で活動しているSHGSelf-Help Group、自助努力グループ)を招いて彼女たちの売ってる商品を販売促進をするというもの。

MBAの生徒なんだからマーケティングのアドバイスをするといいね!とかって教授に言われてたのに、なぜかうちの学科だけ事前ミーティングに呼ばれず、当日行ってみたら活動に参加するのは主に1年目の生徒だった…ということが判明して、木金授業がなかったのにこのバザールに参加するわけでもなくRoaming(授業にも参加せずほっつき歩くこと)で過ごしてしまいました。

でも一応バザールに行ったわけ。顧客としてね。

最初話を聞いたときは手づくり製品でも売ってるのかと思ったんだけど、そんなことはなくって、服とかアクセサリーとか、安いでもなく品質がよいわけでもなく、そのへんの路上で売ってそうなものばかり…でも何か買わないと申し訳ない気がして、伸びないヘアゴムとか、激安ネイルポリッシュとか、くだらないけど使うものをこまこま購入。

その際見つけたのがうすっぺらいけど162ものメニューが掲載されているタミル料理の本。一緒にいたKとなかばジョークで購入。通常30ルピーのところ本日10ルピー。

えっ?タミル語ですけど?笑

Kが「私が毎日訳してあげるからさ」と言うので、彼女の花嫁修業もかねて二人で料理宣言笑

まぁ、材料は単語見て調べればわかるけど、調理方法はさっぱりわからないので訳してもらわないとね…。ということで金曜日の午後、他にだーれもいない教室でKにいくつか訳をお願いして、とりあえず金曜の夜何か作ってみることに。

寮のオイシクナイ食事でもまぁキライではなかったトマトライス。簡単に作れるのでこれに挑戦することに。しかしここで問題が。

材料:
米、トマト、玉ねぎ、しょうが、ニンニク、青唐辛子、パッタイ、キランブ

…Kが困っている。

「パッタイとキランブ、英語でなんていうかわかんない」



ということで、大学の入り口にあるお店に二人で行ってパッタイとキランブが何であるか確かめることに。以前にヴェジビリヤーニを作ってもらったときやたら香辛料を入れていたのでそういう類かなと思ったのが当たってました。

パッタイ = シナモン
キランブ = クローブ

このへんではシナモン、クローブ、アニス、ベイリーフなどが少しずつ入った袋で購入できます。わざわざ個別で買わなくていいし、ビリヤニとかご飯系の香辛料がまとめて買えるから便利。特に私なんかひとり分しか作らないから、いっぱい買ってもムダになるだけだしね。

うちの妹ちゃんはシナモン嫌いなので、食べてもらえないと思うけど。。。

作り方:超簡単!

圧力鍋(フツーのお鍋でもOK)に油を熱し、ペースト状にしたしょうがとニンニク、切った青唐辛子(赤でもOK)、玉ねぎを炒める。なじんだら小さく切ったトマトを加え炒める。パッタイとキランブもそのへんで投入(適当)。水を入れて、お米を入れて、塩を加えて、炊く。おしまい!

私の場合は冷やご飯があったのでチャーハン状にしました。あと、食感が好きなのでマスタードシード(写真の黒いつぶつぶ)とPottu Kadalai(写真の黄色いつぶ)を投入してます。

んー、味は悪くないんだけどトマト少なかった!なんか貧相なトマトライスになっちゃった…。ホントはもっとキレイな赤になるはずです笑



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さて。昨日はNathamに行ってきました。

授業受けてるM&E(開発事業モニタリング評価)のクラス。セオリー部分が終了したので実際に事業のモニタリングか評価してくださいという課題。

これですね。私がインドにいる理由。たとえば日本で同じようなセオリーを勉強しても、じゃぁ今週末評価にいってきまーす、とはいかないじゃないですか。実地研修が大学を一歩出たところで可能になる、これがこの国で開発を勉強する強みなんです

とはいえ、タミル語が話せない私はそこらへんに行ってちょっと勉強させてくださいというわけにもいかない。と、言うことで、以前にお世話になっていた東京の団体友人Vの団体とNathamでやっていた事業を評価させてもらうことにしました。

私も日本の団体で働いていたわけだし、Nathamには思い入れがあるので主観的になりがち。でも客観的な「外部評価」の要素を取り入れたかったので、Veelinayakenpattiの友人S(現在NilakottaiNGOスタッフ)に通訳をお願いしました。

まぁ、評価の内容はまだまとめてないので差し控えますが、久しぶりにNatham行ってなんか楽しかった。団体のオフィスも私が最初に行ったとき(日本から学生さんやらを連れていったとき)とは変わっていたけど、なんとなくゆる~い生活のリズムが流れているNathamは大好き。ホームステイも一番楽しかったんだよね。ちと時間なくてホームステイ先のBのおうちには行けなかったので、また今度。


ステキ笑顔S

評価が終わってNathamの街を歩いているとお寺が見える。あーあんなとこにお寺があるよとSと話していると地元の人が「別に有名なお寺があるよ」と教えてくれる。

SがNathamに来るのは初めてだったし、私も何度か行ってるのに聞いたことないお寺だったので行ってみることに。


お寺の中から撮った

Kailasanathar Swamy TempleはNatham Kovilpattiという村にあるお寺。外から見たとき村のものにしてはサイズが大きいなと思ったけど、中がものすごくステキなお寺だったのです。

えーーーーーーー!こんなとこいっぺんも連れてきてくれなかったじゃん!と思ったくらい。


壁画

お寺の回廊の中にびっしりと描かれた何かのストーリー。タイトルだけタミル語で書いてあるのでSにも何かわからなかったのだけど。


女神様?

ヴァージンストーン

7つ並んでいるこの石、「処女の女神様」なんだそう。なかなかいいお相手にめぐりあえない女性はこの神様に祈るんだって。

Sのお姉ちゃんが最初、次が私で、最後にSね、と祈っておきました。←半ば必死。


クリスマス?

なんでこんなきれいなお寺にクリスマスライトのようなものをひっかけてるんだ!と罵倒したくなりますが、僧侶のオジさんがしぐさで「写真撮っていって」と言っているのがなんかカワイかったので許す笑


ぐるぐる

この脇のコーナーにあるいくつもの像。この周りを信者の人たちがぐるぐるお祈りしながら回っていました。


キレイ

柱にほどこされた彫刻。こういうの、すっごく大好きです<3

できたばかりのときはもっとハッキリしてたんだろうなーと想像するだけでも楽しい。


シヴァシヴァ

ご本尊(っていうんだろうか)はシヴァ神のようです。ナンディもいるしね。このお寺の特徴として、他の神様の前にもナンディが座っているというのが挙げられるそうです。なんでだろね。

10世紀とか11世紀に作られたというこのお寺。メンテがなってなくて残念という記事を読みましたが、私はこの古ーくて、素朴な感じが好きです。


さて、評価まとめしますかね。




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